私の33年前(1974年)の世界一周旅行日記 39
1974年 2月26日 パリ4日目
幸治はダウン気味。疲れが溜まっているのだろう。。。
日本に書き溜めた絵葉書を送るため、切手を買いに近くの郵便局を探し求めて行った。ビックリ、ビックリ。 絵葉書を一枚一枚計りに乗せて重さを量ってみたり、機械の値段でガチャンと貼る。 「NON」と言って切手を貼るジェスチャーをして「stamps please」と言うと、切手を貼ってくれるのだが、一枚一枚値段が違う。「ALL SAME SIZE。 ALL FOR JAPAN。 ALL AIR MAIL」と大きな声で言うと、絵葉書をじっと見て絵葉書の切手をはがして破った!次々に破ろうろする。「エッー!」と思わず口に出てその女性から絵葉書を取り戻した。本当にびっくりした。!
遊覧船に乗りセーヌ川を行く。。。川沿いでも若いカップルが抱き合ってキスをしているのを多くみかけた。 今までの国でこんなにオープンに情熱的に人目を気にしないで、そこかしこで抱き合ってキスをしているのは 「パリ!」が初めて。さすが恋の都です。 セーヌはゆったり流れる。。。
サンノーレ通りで有名オートクチュールの店々を見て歩く。 ビックリするような高値。 私には縁がなさそう。。想像していたほど立派な構えではない。(中に入った訳ではないから、外からの感じだけ)
今、振り返って・・・郵便局での出来事がショックだったのか、その時のことはとても鮮明に覚えているのですが、セーヌ川の遊覧船のことは日記にもあまり書いていないし、覚えていない。主人が風邪を引いていたためかもしれない。。。10数年後、セーヌ川遊覧船は夜のディナーとバンド付きで豪華でした。主人と軽くダンス?を踊りました。その時のことは印象深く残っているのですが。。
33年前の若かった私は、切手を破ったことにショックを受けました。たまたま彼女が切手を破っただけなのかというと、あとにもいいろいろビックリすることがありました。 が、ラテン系民族は小さなことに拘らないところもあり、芸術を楽しむ・食べ物のおいしさを楽しむ・恋をおおらかに楽しむ等々はラテン系特有の「すごさ」があります。。感服です。(もちろん、切手を破くのは今も問題だと思っておりますよ)
ちなみにラテン系の人の頭脳といえば、とても優秀な人が多い。 白人だから、黒人だから、黄色人だから・・・という区分けはナンセンスであることを、現代の私達は学びました(性格の違いはあっても)。 だからこそ人種や国を越えて仲良く共存できないものでしょうか?
パリの景色! 「せむし男」でしられたシメールの奇怪な像が不思議な気分にさせてくれて印象的。このラセン階段を登って屋上に出る観光客は少ないと思う。387段の階段を降りてまたセーヌ川を渡りクリュニ修道院の前からカルチェラタンへ。 ソルボンヌ大学正門のモンテーニュの像に挨拶をしてパンテオン、そしてサン・テティエンヌ デュモン。リュクサンプール公園で一休み。 サン シュルビース教会を経てホテルヘ。
有名な絵のなかでひと際目立っている[モナリザ]は特別警備装置がされていて人々の関心も多い。あの微笑は・・・? 多くの気になる作品を見て、勿体無いがあとはさっさと斜め見をして広い館内を足早に出る。