私の33年前(1974年)の世界一周旅行 24
1974年 2月11日
今日は幸治さんの厄日。買ったばかりの鞄が裂ける。エディンバラで貰った飴をたべていて、左奥歯の被せがはずれてしまう。大事な手帳を失くしてしまう。。。
ロンドンの近郊のウィンザーへ。バスで一時間半。バスの窓からイギリス独特の美しい建物・住宅を楽しみ、また緑の芝生に羊の群れが遊ぶのを喜ぶ。
小さな小さな町に大きなウィンザー城。オモチャのような兵隊さんがこちらにもおられます。格式と威厳を持ち合わせて、そしてかわいい。。ウィンザー城はエリザベス女王のおわしますお城とか。まことに愛らしくヨーロッパのお城を想像すると、このお城になる。北杜夫の「さびしい王様」が住んでいるようなお城。美しく少々オテンバな王女が住んでいるような、白雪姫が住んでいるような。。 絵本に出てくるような色とりどりのかわいい家が並び、広々としたみどりの平原?がすぐ近くに控えているこの町に世界で最も有名なイートン校がある。「チップス先生さようなら」の舞台になったイートン校。是非見ておきたかった。日本では中学・高校に当たるのだろうこの学校の学生さん達はなんと燕尾服(モーニング)のような服を着ているのです。ハイ。全寮制(男子校)だとか。格式と伝統とを徹底的にたたみ込まれるのでしょう。そして、オックスフォード、ケンブリッチ大学へ進みイギリスを背負って立つことを今から自負している子供達。自由の国と言えど大学に進学出来るのは家系とかである程度決められている。そして、その責任を自負させている。自由の中の行き過ぎるほど思われるほどの形式と、歴史の重みのイギリス。。
帰りのバスに乗るのがどこからか分からず訊くのだけれど、皆さんいろいろ違うことを言ってくださる。バスを待っている時飴を口に入れて、幸治さんの左下奥歯の被せが外れてしまう。。どうにか4時半ごろビクトリア駅に着き、大急ぎでピカデリーへ。幸治のスリーピースを買う予定、5時に商店が閉まるイギリスなのでフウフウいってたどり着いて、前から選んでいたスーツを買いました。 その時手帳を忘れてきたようだ。
チャイナ街で[麺]と大きく看板の出ているお店、前から気になっていたお店に入りました。愛想の悪いウェイター、ずいぶん気を悪くしたけれど味は素晴らしく、旅に出てからの一番美味しいと思いました。日本でもなかなか見つけられない味を持つお店。帰りにおつりは要らないと言ったら、すこぶる無愛想だったウエイターが変身してバイバイを言いにきた。生活力旺盛な中国人、架橋の人よ。 明日、イギリスを発つ。。。 久しぶりに洗濯。
ウィンザーで毛皮の帽子を買う。ピカデリーでお土産用のネックレスとタバコ入れを買う。



