Monthly Archives: November 2006

私の33年前(1974年)の世界一周旅行 

1974年 2月7日  ロンドン三日目 睡眠不足の為、午前中はゆっくり休む事にした。 午後、イギリスで初めての地下鉄でSt.Poulへ。 地下鉄及び地下道はチューブと呼ばれているだけあって、歯磨きのチューブのようにまぁーるいトンネルの形をしている。 アメリカのNYの地下鉄とは違い静かできれい。席に肘かけが並んでいるのにビックリ。 セントポール寺院は今は工事中。大きな教会だけれど工事中のためかそれほどの感激はしなかった。 幸治の研修材料集めの為、ギルドホールへ行く。 人に道を尋ねるのだけれど聞くたびに違いだいぶん道に迷った。ギルドホールはロンドンの新しい地域にあり近代的な建物群の中にあった。種々のパンフレットを貰い女性の早口の英語の説明を受ける。 その後ロンドン搭へ。すぐ側にテームズ川にかかるタワーブリッジ。 搭と言う名前のイメージでそそり立つエッフェル塔のようなものか、サイロのデカイものかと勝手に想像していた私はまず広々したりっぱなお城なのにびっくり。古くて深い歴史を感じる。権力の争いで血の搭と名付けられている搭もあり、また牢獄となったり数奇な歴史をもっている。。。カラスがロンドンから去るとき英国は滅びるという伝説の為、羽を切られたカラスが数羽見かけられた。 昔の鎧や武器が数多く納められている。中にはとてつもなく大きなものがあったり子供のものがあったりして、あわれな権力の戦いが陰鬱な気持ちにさせる。 タワーブリッジは美しく重厚な橋。下を緩やかに流れるテームズ川。遠くみえるロンドンの町並みはとてもうつくしく印象的。 ♪ロンドン橋落ちたぁ〜の歌で有名なロンドンブリッジは普通の橋。2年前に建替えられたそうで味がない。 また地下鉄でソホーに向う。地下鉄で喫煙者に乗ってしまったらタバコの煙で慣れるまで咳がでて困ってしまった。 ソホーでパブを探してみたが中々適当なところが見つからずレストランに入る。注文して何が出てくるか分からないのが、この気ままな外国旅行の楽しみと苦しみ。 幸治、ロンドンでの研修完了とか。   幸治記 冬のロンドンはさほど厳しくもなし。ただし5時過ぎのこの街は旅行者にとってミゼラブル。 でもでも、安全さはこの上なし。

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私の33年前(1974年)の世界一周旅行 

1974年  2月6日  ロンドン2日目 ホテルで朝食。家族だけでやっている小さなホテルで朝食は手作りでほのぼのした感じがする。(ヨーロッパは朝食付きのホテルがほとんどであることを知らなかった)ジュース。コーヒーorティー。牛乳。シリアス。卵一つor二つ、目玉焼きorゆで卵。ハムorベーコン。パン。果物。 みんな物静かで礼儀正しくて肩がこりそうな感じさえする。 ウエストミンスター寺院は、なんと古いことか。廃墟のようにさえ感じるが、すごく立派な建物。これぞ歴史。中で見た展示物の一連の女王様、王女様はなぜか美しくない。エリザベス一世は意地悪そうに見える。 どうしてこんな風に??  雪道の中をバッキンガム宮殿へ。 衛兵の交替式を観る。まるでおもちゃの兵隊さんが儀式をしているようだ。その形式は大英帝国の時代の儀式? よくやっておられる。。礼儀正しいジェントルマンの国の象徴なのかもしれない。  今はポンドの下落で元気のない英国ではあるが・・・。 そのあと、トラファルガー広場、ピカデリー広場を経てソホーへ。 昼食の為に小さな変わった安そうな店に入る。ところがおばあさん二人で生魚類を食べさせてくれる。ラッキー! オニオンを鰯で巻いた酢のもの。さばの生に近い燻製のようなもの。安くて美味しいサラダ。久しぶりに日本風の味でうれし〜い。  ソホーはロンドンの繁華街。幸治と私のコートを買おうということになり、ウロウロ、またウロウロ、、、時間切れ一時間前にようやく私のウサギの毛皮と幸治のコートとそれぞれの靴を買う。ロンドンは5時を過ぎると街は真っ暗になる。毛皮は2万5千円くらい。コートは1万4千円位。日本に比べるとかなり安い。 夕食後2階だてのバスの2階の一番前に乗って帰ることが出来た。この国は5時半過ぎないとビールが飲めないので幸治はプリプリ。  

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NYまでの写真

ところどころですが、写真を載せました。

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私の33年前(1974年)の世界一周旅行 

1974年 2月5日  ロンドン 早朝のロンドン着く。キングス英語だ! 幸治はアメリカンイングリッシュなのでおかしく感じるところがあるようだ。私は学校で習った英語なので少し分かりやすく感じる。 空港でコレラの予防接種をしようとして、一悶着した。2時間以上も空港内を重い荷物をさげてぐるぐる廻された。その挙句空港内では接種を受けられないと知る。市内のビクトリアまで出て接種を受けなさいのこと。・・・そう教えられたが、それも違った。日本を出発する時に、コレラは必要な国に入る三ヶ月前に一週間あけて2回接種を受けなければならないと教えられていたが、そもそもそれが違った。英国では一回でよいとの事。これを知るまで右往左往。あーぁ。 コレラの接種はアジア、バリ島へ行くためのもの。英語で通じて一週間をあけて2回接種できるのはここロンドンしかないので焦っていた。 ビクトリア駅の近く、エァーウェイホテルに滞在決める。一週間で£22。 アメリカから来たためか、遠いいにしえの町のように感じる。現実ではなくタイムスリップした感じがする。ちょっと信じられないくらいだ。 町のたたずまいは素晴らしくエレガント、落ち着いた感じでレンガ造りとポーチが印象的。  そして、そして、そしてこれがなるほどジェントルマンの国。 ちょっと入った店(大衆的な店)でハンバーガーを手で持ってパックと食べているのは私達二人だけ。なんと周りみんなは男同士の友人でも、物静かにナイフとフォークで姿勢正しくお食べあそばしている。「ハンバーガーだよ」って思うのは私の品の無さか・・・振り返ると一人の若者がこれまた姿勢正しく不動な感じでスープを口に運ぶ。慌てて私達もフォークとナイフを手にする。  店を出たあと、二人ともため息がでる。 大変な国にやって来たものだ、と呆然とする。 また、さすがであると感心する。  

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私の33年前(1974年)の世界一周旅行 

1974年 2月4日   NYからロンドンへ 幸治記 いよいよ長くお世話になったアメリカともお別れ、今度はいつ、どんなときに来るだろう。 ロマンとエレガンスのフリスコ。だだっぴろいロス。太陽のツーサン。波が白いサンディエゴ。大都会ニューヨーク。赤いレンガのボストン。雨にけむっていたフィラデルフィア。清潔と汚さのワシントン。アイアンレースが侘しく思えたニューオリンズ。ミシシッピーがゆるくゆるくセントルイス。山に沈んだピッツバーグ。モルモン大物語のソルトレークシティ。雪に沈んだデンバー。赤いとんがり屋根のシェーン、ララミー。なだらかな雪のスロープ、ビュート。今でも1920年時代国旗のにあうシカゴ。やっぱり自動車デトロイト。急に「南」のにおいのしたヒューストン。暑い暑い冬のマイアミ。それにUCバークレイ。リッチモンド。オークランド。バレオ。シアトルは海のきれいな町。ポートランドは川と橋と山の町。ツームストーンは”西部゛。ヨセミテ。グランドキャニオン。ナイヤガラ。ホノルルも忘れちゃいけませんよね。そしてそしてお城のケベック。スープがうまかったモントリオール。−38°Fはウィニペグ。山を越せなかったカルガリー。やっと山越えであまりにも美しいソヨーズ。バンクーバの”暖かさ”。そしてそしてそして一苦労だったメキシコシティ。観光地!ソチミルコ。・・・ワダラハマでアー!                   みんな みんなさようなら。また来る日まで。 TO LONDON  BY  BOAC  AT 10:00PM  FROM  JFK.    ——-ありがとう アメリカさん。あなたは僕に思いの他親切だったし、忘れ難い思い出を、ショッキングにもやさしくも残してくれました。通代と1ペニーを投げました。また来る日のために。  通代記 さようなら。アメリカ。  さようなら。 ハワイの一人旅を経てロマンの町サンフランシスコで幸治に逢えた時のうれしさ! だからかしら、サンフランシスコの町がとてもとてもすばらしく思えるのは。 坂道にたたずむ愛すべき家並み。楽しい乗り物ケーブルカー。お客も一緒にケーブルカーをターンさせる光景はのどかな感じがする。チンチンと鳴る警鐘が今でも聞こえて来るみたい。広い広いロスアンジェルスでギャリーとウエンディに会えました。デズニーランドで幸治と通代は子供にかえりました。サンディエゴ、ラフォヤはあまりにもシャレた町、美しい町。Dr&Mrsフォーテスキュー夫妻の魅力と素晴らしいお家でのたのしいひととき。 雄大、壮大、グランドキャニオン。水煙舞い上がるナイヤガラの滝。そしての高層ビルの立ち並ぶ大都会、魅力的溢れるニューヨーク。 広くて(西海岸と東海岸に4時間の時差がある)、大きくてエネルギッシュなアメリカを自分の目で知りました。人間の住むアメリカを。   さようなら。また来る日まで。 振り返って・・・1ペニーのおかげか、その後何度もアメリカを訪れる機会を得る事ができた。33年前に比べると日本の変化の方が大きいので、あの頃感じた程のショックみたいなものはない。訪れるたびに懐かしい感じがする。

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私の33年前(1974年)の世界一周旅行 

1974年 2月3日 NY。三日目 汚くて有名なNYの地下鉄に乗る。 古くて鉄道機関車を思わせるような車体もある。そして一様に有名な落書き。どの車体にも欠かさずに描かれている。見事だと思えるほどだ。幸治と「誰か専門家に頼んで描いてもらっているのではないかしら?」と話合ったほど、芸術的といえば芸術的。昨日の近代美術館の抽象画より理解できるというと不謹慎だろう。 地下鉄の音がすさまじく大きい。トイレの臭いがホームまでする。たぶんホームで用を足している。乗っても緊張感がある。 グリニッチビレッジに行く。芸術家の卵が住むという町。ビルの外に出ている鉄製の階段が緑や黒のペンキで塗られて、古い建物と不思議とマッチしていてムード良し。幸治は自分の家を建てるときはこんな感じで作りたいという。雪のワシントン広場でブランコに乗ったりして遊ぶ。 自由の女神を見に行く。 昨日同様滑って歩きにくい。幸治と同時にすべって、ころんで,本当にこわいNY。後、自然博物館へ。大昔を再現、恐竜の骨格化石がずいぶん多く、アメリカ的に実証主義的に陳列されているのが実に素晴らしく感激する。量的にも質的にも文句なしでたのしい。子供達が多いのも分かります。でも、まだわが娘は幼くて恐がるでしょう。 宝石の原石等のコレクションもすばらしい。主人が昔私と結婚する時、金銭的に余裕がなかった。新婚旅行は世界一周でないと良くないからナシ。指輪はゴリラの目玉ほどのダイヤモンドがあればプレゼント出来るのだが・・・と言ってくれた。 ゴリラの目玉ほどの大きさのダイヤモンド、本当にあるではないか!びっくり。でも宝石も美しく珍しい〈石〉にすぎない。 あまり欲しいとは思わない。 明日はアメリカとさよならする。夜、すごいステーキを食べる。ひとり3ドル!    振り返って・・・今のNYはビジネス最先端の大都会であるのはもちろんですが、観光の都市でもある。昼間歩いている人は観光客がほとんどらしい。街もうつくしい。地下鉄も清潔になり安全で多くの人の足である。 9・11のテロがあり世界貿易センターの建物がなくなるという悲しい事件があったけれど、体感的には1974年頃にくらべてとても安全です。行くたびにやさしさと魅力を感じさせてくれる。たべものもおいしくなった。物価は少し高いけれど、なんでも手に入る便利さがあり観光客にもとても便利だ。なにより自由な人々と芸術の香り豊かな魅力に」あふれている。人種のルツボゆえに人を拒絶しない街ーーこのすごさが住みやすい街になっているのだと思う。 まさか自分の娘がNYのコロンビア大学院に留学するなんて夢にも思わなかった。      

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私の33年前(1974年)の 世界一周旅行 

1974年 2月2日 NY。二日目 昨夜はやっと良く眠れたので気分すっきり。 小雨が冷たく痛い。寒い。道路が白くなり凍りついた道はニューヨークらしいと幸治が言う。歩きにくくて滑ってばかりで違う意味で[こわいニューヨーク]である。  まず、国際連合ビルへ。[武器を くわ・すき に変えて世界平和を!]という文字。本当に全世界が平和になれば随分素晴らしいのだけれど、各地で戦争が絶えない。 「もっとしっかり頑張ってよ!」と言ってやった。ビルディングに言っても仕方ない・・・。 後、またすべる道をあるいて近代美術館へ。 一人2ドルもとられた。それでもピカソ、ゴッホ、セザンヌ、等々が気軽に掛けられてあるのは見事な感じ。それぞれの油絵の臭いさえが感じられる気がする。抽象的な絵は私にはさっぱり理解出来ないものが多いが、ゴッホの「星ずく夜」を手で触れる近さで見ることが出来るのには感激。 我が家に安物の複製画が掛けてあるので親しみやすいのでしょう。 館内で日本の50歳以上だと思う婦人とお話した。素敵な女性で、一人でアメリカを旅行中のたぶん大学教授。英語が堪能。   帰り道、カーネギーホールを外から見学(?)した。 幸治に聞いてはいたが、これがかの有名なカーネギーホールなのかと目を疑った。日本の古い映画館みたいな建物。けれど世界の超一流の人しか出演出来ないのかな・・・と思うとそんな気もする落ち着いた建物。歌手には憧れのカーネギーホール。 ニューヨーク2日目、いろいろ観光した。歩いて歩いて思ったこと。やはり建物が高い。その高層ビル群は古くて歴史を感じさせてくれる。むしろ東京・大阪のビル群より落ち着きとどこか安らぎを感じるのが不思議。 怖い、怖いと聞いてきたこの町はどこか冷たい気もするが、とても愛嬌のある素敵な都会である。怖さはあまり感じない。もちろん夜は出歩かないようにしているし、危険な場所だといわれるハーレムへは行っていない。確かに道を歩いているとウロウロしている怪しげな男の人もいるけれど・・・やはり世界一の都会。魅力的な街だ。大好きになる都会だ。    

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